スタッフブログ

支配人のつぶやき・・・

住宅に関することや、日々の雑感を綴ってゆきます。

支配人 杢谷 保夫

 

第3回
アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスに思う

 

今回はアメリカの国民的画家 アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスのお話です。

メアリー1860年9月7日~1961年12月13日

75歳で油絵を始め、緑の畑や牧場で楽しそうに働く農民や田園生活風景などのフォークアートを描き、101歳で没するまで1600点の作品を残しました。


絵の世界自伝「モーゼスおばさんの絵の世界」未来社1991年

 

彼女の作品は 絵本やグリーティングカードなどで日本でもよく見かけますが、作家の名前は知りませんでした。先日の宝持会市民健康講座「アンチエイジングと運動」(講師 池田宣子医師)で75歳で初めて絵筆をとり、アメリカ人なら誰でも知っている国民的画家となった彼女をアンチエイジングの例として紹介され、そのセカンドライフに大変驚きました。

 

ファーストライフは?と言うと、貧しい農民の妻。27歳で結婚。
10人の子をもうけるが、うち5人は幼児期に夭折。70歳で夫を亡くす。働き詰めで、不幸な運命に翻弄される人生です。夫の死後息子夫婦の農場に身を寄せ、リウマチのリハビリにと始めた「絵を描くこと」に楽しみを見出しました。セカンドライフの始まりです。

 

グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)の愛称で親しまれる国民的画家は後にこんな言葉を残しています。

 

「人生は自分で創り上げるもの」

 

この言葉から、「艱難辛苦」の姿を連想する方もおられるかもしれません。しかし、アメリカの農民の生活を描いた彼女の絵は、むしろ「楽しさ」「明るさ」を感じます。プリミティブアート、素朴派とも言われ、子供のような素直さと自然や人々への深い愛情が伝わってきます。

 

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どこかほのぼのとした彼女の絵を見ていると、彼女の「人生は・・・」の言葉は、「目的に向かって血のにじむような努力を」と言っているのではなく、「自分に素直で、子供のように柔軟で、挑戦意欲と工夫があれば、自然に人生は創り上げられてゆく。」と言っているように聞こえます。

 

 

 

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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ハリ・レジデンス池田スタッフ一同

大晦日

今年もいよいよ最終日となりました。
大掃除・買い物などなど、忙しく過ごされていることと存じます。

さて、ハリ・レジデンス池田は今年も無事1年を終えることができそうです。
これも皆様のご支援のおかげと大変感謝しております。
また来年につきましても、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

ハリ・レジデンス池田スタッフ一同

準備。

皆様、お正月を迎える準備はお済ですか?

ハリ・レジデンス池田では、鏡餅が本日より飾られました。

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両脇にある門松は、ハリーえいわの職員が手作りした物です。

このクオリティでなんと!コストが掛かっていないとか、アイデアとセンスの成せる業だと思いました。この門松を見た入居者様より「ほしいなぁ」とお声も頂けるほど喜んで頂いています。皆様もお時間があれば是非、ハリ・レジデンス池田1Fロビーでご覧くださいませ。また、4F・5Fには、鏡餅が飾られています。そちらの方も良かったら見て下さい。

 

もう、いくつ寝るとお正月♪

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クリスマスも終わり、ハリ・レジデンス池田もお正月を迎える準備に入りました。館内に流れています音楽もすっかり「お正月」です。私は、一年の中で一番気持ちが盛り上がるのが「お正月」です。年末の大掃除は気合を入れて隅々までお掃除いたします!

スッキリした気分で迎える新たな「年」は、世間も自分自身も新しくなった様でとても清々しく感じられ大好きです。

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今週、もう少し館内をお正月ムードにする為に少しづつ飾りを増やしていきます。皆様も館内の「お正月」を探してみて下さい。

☆メリークリスマス☆

クリスマスムード一色になりましたね♪

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本日、ハリーレジデンス池田にて入居者の方やご家族の方を招待してクリスマス会を催しました。

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今年のクリスマスは、スタッフによるハンドベル演奏をしました。

途中、スペシャルゲストのサンタも登場しケーキやコーヒーを召し上がって頂きながら楽しいひとときを過ごしていただきました。

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入居者の方、ご家族の方、お越しいただいてありがとうございました。

 

季節感

本日は、朝から雨と暴風すごかったですね!前日までの綺麗な青空が恋しかったです。その青空が綺麗だった日、一枚の写真を撮ってみました。

入居者様に「ちょっとカメラ持って来てみ!」と言われ外へ出てみるとそこには、季節を”じ~ん”と感じる風景がありました。

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♪ サザンカサザンカ咲いた道

焚き火だ焚き火だ 落ち葉焚き

あたろうか あたろうよ

北風ぴいぷう吹いている ♪

 

「たきび」

 

懐かしい歌も思い出されました。小学生の頃、よく歌っていたように思います。

この歌詞にも有るようにこれからどんどん寒くなり北風も吹くようになるとすっかり“冬”花や草で季節を感じられるなんてとても幸せですよね。

もっと楽しく幸せな四季を感じる為にも皆様も風邪など引かれないように気をつけながらこれからの冬をご堪能下さいませ。

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支配人 杢谷 保夫

 

第2回『方丈記』より

 

『ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みの浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。』の名調子で始まる鴨長明の『方丈記』は、作者の無常観を綴った人生論とされています。

 

長明自身にいろいろな災難が降りかかり、無題
大火事、大地震、台風などの
災害、飢饉、遷都に翻弄され、父の死後は出世もままならず、30歳をこえて結んだ庵は、
それまでのすまいの十分の一となります。そして、50歳の春を迎え、世をはかなんで出家してしまいます。60歳で作った一丈四方の終の棲家は、昔の
邸宅の約百分の一の広さで、「老いた蚕が繭を作るようなものだ」と自ら引きこもりを認めています。しかし、広さ3メートル四方、天井高2メートル強のワンルームには、基本的な衣食住の道具はもちろん、阿弥陀仏や
普賢菩薩の絵像、法華経、琴と琵琶などを備え、衝立でうまく
区切られて、機能的で贅沢に作られています。(右図)

 

私には、「方丈記」は人生論としてよりも住宅論として読んだ方がよく理解できます。独断的解釈を含めてそのくらしの様子を記しますと以下のようになります。

 

「山奥だが、近くに水があり、薪にする樹木も十分にある。西の方は見晴らしも良い。四季折々の花が美しく、野鳥、蝉の鳴き声が聞こえる。冬は雪を楽しむことが出来る。お経を読むのが大儀な時は怠けても、自分ひとりだから恥ずかしくない。夕方には松風の音に合わせて琵琶を弾く。

 

時々たずねてくる子供と戯れ、心をなごませる。遠くまで歩くのが苦にならず、山を越えて石山寺に参拝したり、猿丸大夫の墓を探したり、桜の花見や紅葉狩り、わらび取りなどをしている。夜は月の光や猿の鳴き声で感傷的になり、涙がでることもあるが、草むらの蛍をながめたり、雨音、風の音、山鳥の鳴き声を父母の声と勘違いしたり、近くにいる鹿の相手をするなど退屈することはない。たまたま都の様子を聞くと、相変わらず不穏である。庵は狭いが穏やかで何の不足、不安もない。」

 

そして、「世の中、心の持ち方ひとつである。宝物や宮殿は欲しいと思わない。ひっそりとした住居、一間だけの庵で十分である。他人が俗世間の煩わしい事に心を向けることを気の毒に思う。」と述べています。

 

方丈記は人と住まいのはかなさを綴った随筆無題2
として高く評価されています。
書かれてから800年以上時間が経過して、人生論としては現実離れしすぎて、よくわからないですが、住宅論として見るとこの庵は環境と生活にうまくマッチし、
個人住宅の一つの理想形が示されていると思います。そして「何の不足、不安もない。」と言い切れる心境に「本当の豊かさとは
何か」を考えさせられます。

大掃除スタート!!

2015年も1か月をきりましたね…。

皆様は大掃除始めていますか??ハリ・レジデンスでは

日頃からもお掃除をしていますが、今日は私たちでは手の届かない外側の窓の清掃作業が行われました。

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気持ちよく新年を迎えられるようにしたいと思います。

 

変わったのはどこでしょう?!

先日、ブログに掲載しましたツリーの写真ですが下に添付しています写真で変化したのは何かお分かりになりますか?

最初が向かって左の写真で向かって右側は、今現在のお写真です。

ヒントは、可愛い仲間が2体加わった事とお出かけしている仲間が1体居る事です。

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・・・正解は!

 

仲間に加わった2体は、インディアンの女の子二人組です。                       そして、お出かけしている仲間は雪だるまさんでした!

雪だるまさんは、1Fロビーの何処かにお出かけ中ですので皆様も一度雪だるまさんを探してみてください。